動議の提出者を代表しまして提案理由の説明をさせていただきます。
南あわじ市議会議長
発議者 南あわじ市議会議員 蛭子 智彦
〃 〃 長船 吉博
〃 〃 吉田 良子
〃 〃 登里 伸一
〃 〃 木曽 弘美
議案第22号 平成19年度南あわじ市一般会計予算に対する修正動議
上記の動議を、地方自治法第115条の2及び会議規則第16条の規定により別紙の修正案を添えて提出します。
議案第22号 平成19年度南あわじ市一般会計予算に対する修正案
議案第22号平成19年度南あわじ市一般会計予算の一部、第1条中、歳入歳出予算の総額からそれぞれ6000万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ268億5000万円とするものです。
事項別明細により、説明をいたします。最終頁をお開きください
2歳入 17款繰入金2項基金繰入金1目財政調整基金繰入金を4億9,000万円、財政調整基金取り崩しを4億9,000万円と改めます。
19款 諸収入5項雑入5目雑入を3億9,542万円、とします。これは自治宝くじ助成金を減額するものです。
歳出では2款総務費1項総務管理費6目まちづくり推進費6,313万5千円、その他財源を1,017万8千円、一般財源4,383万円、15節工事請負費を0にします。これはオニオンタワー建設工事を取りやめることによるものであります。それにより、総務管理費の合計を39億7,855万5千円とします。
上記修正を行う理由を簡潔に申し上げます。このオニオンタワーは総額6,000万円の建設費、その財源としては自治宝くじの助成金が5,000万円、基金取り崩しによる一般財源が1,000万円必要であります。
オニオンタワーの目的は第一に市のシンボルとして観光振興に寄与するものとされています。また、道路、気象、防災などの各種情報を発信するものとして、主には、島外からの観光客に的を絞った施設として設置しようとしています。南あわじ市をタマネギと人形と観光客向けに防災情報を発信するタワーの市として売り出す意図でしょうが、いま、このような目的でのシンボルを設置するべき時とはとても思えないのであります。福良、阿万、阿那賀などでの避難路、避難経路の整備は大変遅れています。避難誘導に役立つ防災施設の設置はもっと福良地区に集中すべきです。防災情報の発信とは言っても、オニオンタワーの設置予定場所は、水害にあった松帆脇田、志知川、江尻、北方、高屋、湊などの集落密集地からは遠く離れており、西路にあっても一番近い民家からもおそらくはこのタワーの電光掲示板の文字は読み取れないと思われます。この施設から発する情報活用の恩恵を被災地はほとんど受けることができないのではないでしょうか。
財政に少しでも余裕があるのなら防災施設整備の財政資源はそういった現実に被災を受け、あるいは被災が最も心配される地域へ集中的に投入することが市長としての役割だと考えます。また、財政が苦しいのなら、こうした自治宝くじの申請を福良地区での防災タワーや誘導施設の設置に利用できるよう申請を行うべきであって、市長の公約実現ありきの助成金申請は市民不在、市民の命軽視であり、市長の自己満足に過ぎないのではないかと疑問を持っております。
市長の姿勢として本来あるべきは住民の生命財産安全を一番大切にする事ではないでしょうか。そうした姿勢に立ち返るべき事を議会として市長に指摘することが本来の議会のチェック機能であると考えることから、この修正案を提出いたしました。議員の皆様におかれましては、賢明、適切なるご判断をお願いいたしまして提案理由の説明といたします。